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明石市のリフォーム補助金や助成金制度まとめ

明石市のリフォーム補助金や助成金制度

兵庫県明石市にお住まいの方で住宅リフォームを検討している場合「明石市のリフォーム補助金や助成金」について知っておくと、リフォーム費用を抑えられるかもしれません。

明石市では、毎年のように「住宅リフォーム助成事業」を実施しているため、なんらかの住宅リフォームを計画している人は、その詳細をぜひとも知っておきたいところです。

そこでこの記事では、明石市や神戸市などを中心に活動しているリフォームのプロが「明石市のリフォーム補助金や助成金」について、これからリフォームを計画している人に向けて、分かりやすく解説します。

明石市住宅リフォーム助成事業とは

明石市のリフォーム補助金としてぜひとも知っておきたいのが「明石市住宅リフォーム助成事業」です。

この助成事業では、明石市在住者が明石市を拠点にしている住宅リフォーム会社を利用してリフォームする際に、リフォーム工事の10%(上限10万円)を助成してもらえます。

よくある「返済が必要な資金提供」ではなく、返済不要な助成であるため、実質的な補助金という訳です。

この助成事業の特徴は、対象となるリフォーム工事の範囲が広いことにあります。具体的には、以下のリフォーム工事が該当します。

  • 省エネルギー化及び環境に配慮した工事
  • 手すりの設置や段差の解消などの、バリアフリー化に関する工事
  • 不燃性内装材を使用した壁紙改修や、屋根の軽量化などの防災に関する工事
  • 防犯カメラ、防犯ガラスなど住宅の防犯機能を高める工事
  • 住宅の改修工事その他住宅の機能の維持及び向上のために行う補修、改良又は設備改善のための工事(一部増築を含む)

より詳細な工事内容としては、屋根や外壁、床、天井といった部分の改修をはじめ、キッチン、トイレ、お風呂など、リフォーム工事の定番も含まれます。

さらに、屋根や壁に断熱材や遮熱剤などを使用する工事や、防犯ガラスや防犯カメラ、カメラ付きインターフォンの設置といったことも対象です。

一方で、助成が受けられるのは抽選に当選した40名のみであることや、毎年4月から5月の1ヶ月間でしか募集しない、そしてハガキでしか申し込めないといったことが難点と言えます。

このように、明石市住宅リフォーム助成事業にはメリットとデメリットがありますが、申し込み自体は無料ですので、リフォームを計画している人は申し込みだけでもすることをおすすめします。

参考:2023年度(令和5年度)明石市住宅リフォーム助成事業のご案内、明石市

明石市のリフォーム補助金や助成金制度の種類

明石市では、住宅リフォームと関連する補助金や助成金制度として、以下のようなものがあります。

  • 明石市住宅耐震化促進事業
  • 明石市家庭用脱炭素化設備導入支援事業
  • 高齢者等の住宅改造費助成
  • 結婚に伴う新生活支援事業
  • 家庭における省エネ支援事業補助金制度

それぞれ簡単に解説します。

明石市住宅耐震化促進事業

「明石市住宅耐震化促進事業」は、明石市内で1981年5月31日以前に着工された住宅における、耐震改修工事や屋根の軽量化工事といった50万円を超えるリフォーム工事に対し、費用の3分の2(上限130万円)を補助する制度です。

古い家をリフォームする場合や、古い家を地震に強くするような工事で適用されるため、古民家等のリフォームの際には活用できるかもしれません。

参考:明石市住宅耐震化促進事業、明石市

明石市家庭用脱炭素化設備導入支援事業

「明石市家庭用脱炭素化設備導入支援事業」は、家庭用燃料電池設置工事や太陽光システム設置工事に対し、2万円から15万円の援助が受けられる助成事業です。

例えば、既存住宅の電力供給設備を変更またはリフォームする際に適用される可能性が高く、高断熱窓設置工事だけでも上限5万円が補助されます。

参考:明石市家庭用脱炭素化設備導入支援事業、明石市

高齢者等の住宅改造費助成

「高齢者等の住宅改造費助成」は、介護保険制度で要支援認定または要介護認定を受けた人が住む世帯で、20万円を超えるリフォーム工事に対して上限100万円が援助されるものです。

例えば、浴室やトイレに手すりを設置することや、床の段差をなくす、さらには、滑りにくい床に張り替える工事などに適用されるため、高齢者や障がいをお持ちの方がいる場合は、活用できるでしょう。

参考:高齢者等の住宅改造費助成、明石市

結婚に伴う新生活支援事業

「結婚に伴う新生活支援事業」は、世帯所得が500万円未満の39歳以下の夫婦が新規に結婚する場合に受けられる補助金です。

具体的には、住居のリフォーム工事、引っ越し費用、そして新居の住居費などが対象で、29歳未満は最大60万円、それ以外は上限30万円が補助されるため、その他の補助金制度と比較して対象の範囲が広い特徴があります。

参考:結婚に伴う新生活支援事業、兵庫県庁

家庭における省エネ支援事業補助金制度

「家庭における省エネ支援事業補助金制度」は、2014年3月1日よりも前に新築した住宅において、蓄電システムやV2H充放電設備などを設置する工事に対し、4万円から20万円の補助が受けられるものです。

例えば、既存住宅に太陽光発電システムと蓄電システムを設置するような場合に適用されます。(太陽光発電システムのみは対象外)

参考:令和5年度家庭における省エネ支援事業補助金制度について、公益財団法人ひょうご環境創造協会

リフォームの補助金や助成金制度を利用する際の注意点

明石市でリフォームの補助金や助成金制度を利用する場合、以下のことに注意してください。

  • 抽選のため競争になる
  • 制度は毎年変わる
  • 申請手続きが大変

それぞれの注意点について解説します。

抽選のため競争になる

「抽選のため競争になる」ことに注意してください。とくに希望者が多いとされる助成事業の「明石市住宅リフォーム助成事業」は、毎年40名の抽選です。

申し込み期間は4月から5月の1ヶ月間のみで、準備を怠ると来年まで待つことになるため、この制度のことをしっかり覚えておき、あらかじめ準備しておくことが求められます。

制度は毎年変わる

「制度が毎年変わる」ことにも注意しましょう。明石市に限った話ではありませんが、補助金や助成金制度は、自治体の予算編成によって実施されるか否かや、その規模が変わります。

そのため「来年に申請しよう」と思っていても、制度そのものがなくなってしまうかもしれません。

申請手続きが大変

「申請手続きが大変」ということにも注意してください。とくに「明石市住宅リフォーム助成事業」は、葉書でしか受け付けていないことや、その他の申請では補助交付申請書や住民票、登記簿謄本、そして所得証明書などを用意する必要があり、記載事項の不備などがないよう完璧に準備しておかなければいけません。

書類の準備段階で挫折することもあるほど、手続きは煩雑ですので、一定の覚悟や根気が求められるでしょう。

明石市でリフォーム補助金や助成金制度を活用するためのコツ

明石市でリフォームの補助金や助成金制度を活用する際は、以下のコツを覚えておきましょう。

  • 早めの行動を心がける
  • 情報収集する
  • リフォーム会社と連携する

日頃から明石市のウェブサイト等で、リフォームの補助金や助成金制度の情報収集を心がけ、早めに行動することがコツです。

また、申請にあたり(その多くは毎年4月が起点)、リフォーム会社に工事見積もりや現場調査を依頼しなければいけないケースもありますので、時間に余裕を持ってリフォーム会社の協力を得てください。

まとめ

明石市のリフォーム補助金や助成金制度は様々な種類がありますが「明石市住宅リフォーム助成事業」は、比較的ハードルが低いことからぜひとも活用したいところです。

リフォームを検討している際には、早めの行動を心がけ、情報収集とリフォーム会社との連携を怠らないようにしましょう。

D’s HOMEは明石市を拠点に、累計2,000件以上のリフォーム実績がございます。経験豊富な職人が多数在籍おり、下請け業者に丸投げしない自社工事を行っております。そのため、工事費用のコストダウンも可能です。

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この記事の筆者

D’s HOME(ディーズホーム)

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