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神戸市のリフォーム補助金や助成金制度まとめ

神戸市のリフォーム補助金や助成金制度

神戸市にお住まいの方がトイレやキッチンなどの住宅リフォームをする際に、知っておきたいことのひとつが「リフォームの補助金や助成金」です。

神戸市では、毎年のようにリフォームで活用できる様々な補助金や助成金制度が提供されており、これらの要件を満たすことでリフォーム代の一部を負担してもらえる可能性があります。

そこでこの記事では、神戸市でリフォームを数多く手掛けているリフォームのプロが「神戸市のリフォーム補助金や助成金制度」について、これからリフォームを検討する方に向けて、あらかじめ知っておきたいことを中心に分かりやすく解説します。

神戸市のリフォーム補助金や助成金制度の種類

神戸市では、住宅リフォームに関する補助金や助成金として、主に以下のような制度を設けています。

  • バリアフリー住宅改修補助事業
  • 空き家活用支援事業
  • 結婚に伴う新生活支援事業
  • 家庭における省エネ支援事業補助金制度
  • 耐震改修設計・工事の補助

それぞれ解説します。

バリアフリー住宅改修補助事業

「バリアフリー住宅改修補助事業」は、要支援または要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者がいる世帯を対象とした補助金制度です。

例えば、高齢者の自立した生活環境を整えるために、手すりや滑り止めの設置、段差解消、さらには引き戸への変更といったリフォームが対象となり、改修工事の3分の1から3分の2が、最大12万円補助されます。

参考:バリアフリー住宅改修補助事業、神戸市

空き家活用支援事業

「空き家活用支援事業」は、築20年以上にわたって空き家であり、なおかつ水回り設備が10年以上取り換えられていない住宅が対象になる補助金制度です。

例えば、新たに空き家を借りてリフォームする際などに適用されます。補助される金額は、リフォームにかかる費用や、住宅の種別によって変動しますが、上限40万円から150万円です。

参考:空き家活用支援事業、兵庫県庁

結婚に伴う新生活支援事業

「結婚に伴う新生活支援事業」は、夫婦共に39歳未満で新規に婚姻した世帯で、なおかつ世帯所得が500万円未満の場合に適用される補助金制度です。

結婚を機に住宅内をリフォームする場合や、引っ越しにかかる費用、さらには新居となる住居費にも適用され、29歳未満だと上限60万円(それ以外は上限30万円)の補助が受けられます。

参考:結婚に伴う新生活支援事業、兵庫県庁

家庭における省エネ支援事業補助金制度

「家庭における省エネ支援事業補助金制度」は、2014年3月1日より前に新築し、なおかつ「うちエコ診断」を受けた住宅において、蓄電システムやV2H充放電設備などを設置する際に適用される補助金制度です。

例えば、上記要件を満たすことを前提に、電力に関するリフォームで適用され、導入機器によって上限4万円から20万円が補助されます。

参考:令和5年度家庭における省エネ支援事業補助金制度について、公益財団法人ひょうご環境創造協会

耐震改修設計・工事の補助

「耐震改修設計・工事の補助」は、1981年5月31日以前に着工された住宅の耐震化を目的にした工事費用を補助する制度です。

具体的には、古い家の地盤改良や、屋根の軽量化、そして減築工事といった大幅なリフォーム工事も対象になり、計画策定費は上限を27万円として費用の90%まで、工事費は上限100万円が補助されます。

参考:耐震改修設計・工事の補助、神戸市

神戸市で住宅改修などに活用できる補助金制度

神戸市では、リフォームに付随する補助金や助成金として、以下のような制度もあるため、参考までに知っておくと役に立つかもしれません。

  • 神戸市吹付けアスベスト除去等補助制度
  • 危険ブロック塀等撤去助成事業

上記のそれぞれについて解説します。

神戸市吹付けアスベスト除去等補助制度

「神戸市吹付けアスベスト除去等補助制度」は、アスベストを使用している民間の建築物で、アスベストの除去または調査に適用される補助金です。

例えば、購入した建物内でアスベストが使用されている場合や、リフォーム時にアスベスト除去が必要になった際に適用され、上限300万円とし、除去費用の3分の1から全額が補助されます。

参考:神戸市吹付けアスベスト除去等補助制度、神戸市

危険ブロック塀等撤去助成事業

「危険ブロック塀等撤去助成事業」は、高さ80cm以上のブロック塀の撤去工事に適用される補助金で、撤去工事費用の3分の2、上限30万円が補助されます。

例えば、ブロック壁を含んだ外壁や庭などのリフォームを検討している場合に、適用されるかもしれません。

参考:危険ブロック塀等撤去助成事業、神戸市

リフォームの補助金や助成金制度を利用する際の注意点

リフォームの補助金や助成金制度を利用する際の注意点

神戸市のリフォーム補助金を利用する際の注意点は以下の通りです。注意点を理解することで、申請にかかる余計な時間や労力を減らすだけでなく、よくある「結局補助されなかった」という事態を避けられるでしょう。

  • 毎年のように変わる
  • 先着順で締め切られる
  • 申請手続きや準備が大変
  • リフォーム会社が対応していない場合もある

それぞれの注意点について解説します。

毎年のように変わる

神戸市のリフォームに関する補助金や助成金制度は「毎年のように変わる」ことに注意してください。

例えば、2023年の補助金制度が、2024年にも存在するかどうかは分かりません。理由は、神戸市の予算編成の結果が影響するためです。

先着順で締め切られる

「先着順で締め切られる」ことも、神戸市のリフォーム補助金制度で注意すべき点です。例えば、多くの補助金制度は毎年4月を起点にして募集され、市の予算上限に達した時点で予告なく締め切られます。

つまり「補助金を受けられるのに申請が遅すぎてダメだった」という事態がよく起こる訳です。

申請手続きや準備が大変

神戸市のリフォーム補助金については「申請手続きや準備が大変」ということも注意しましょう。

具体的には、補助交付申請書をはじめ、工事見積書、住民票、所得および課税証明書、さらには賃貸借契約書などがあり、これらの記載事項にひとつでも不備があると受理されず、一切の融通が利きません。

リフォーム会社が対応していない場合もある

「リフォーム会社が対応していない場合もある」ことにも注意しましょう。リフォーム会社によっては、神戸市の補助金や助成金制度を使った工事に対応していないことがあります。

補助金や助成金を使った工事の場合、施工するリフォーム会社が神戸市から認定を受けていないと、認められないこともあるため、リフォーム会社の対応状況も確認しなければいけません。

神戸市でリフォーム補助金や助成金制度を活用するためのコツ

神戸市でリフォームの補助金や助成金制度を活用する際は、以下3つのコツを覚えておきましょう。

  • 早めに行動する
  • 情報収集を怠らない
  • リフォーム業者と連携する

神戸市のリフォームに関する補助金申請の多くは、毎年4月頃から始まるため、募集が締め切られる前に申請できるように、前もって情報収集し、書類の準備や業者との打ち合わせを早めに実施するのがコツです。

そして、リフォーム業者と連携して申請を進めましょう。リフォームに関連する補助金や助成金は、申請者(家主)だけでなく、リフォーム業者の役割(現地調査や工事見積もり作成など)もあるため、リフォーム業者の協力が不可欠です。

補助金を巡っては、リフォーム工事の依頼者、リフォーム業者、そして関連する役所の3者が関わるため、3者の関係をうまくつなぐことが重要と言えます。

まとめ

神戸市のリフォーム補助金や助成金は様々なものがあります。いずれも、厳しい要件や制限が設定されていますが、要件を満たす場合は活用すべきです。

そのためには、リフォーム業者と連携して、こまめな情報収集と早めの行動を心がけてください。

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この記事の筆者

D’s HOME(ディーズホーム)

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